クイズでタイムマシーン! 懐かしのあの味、思い出の味
明治時代編 肉に衣を付けてバターで焼くフランス料理のコートレットを、天ぷらの技法で揚げ物にアレンジした和食といえばな~んだ? ❶明治時代、銀座のレストランで誕生!当初付けあわせは温野菜でしたが、手間のかからないキャベツの千切りに変わっていったそう。 ❷油の温度調節をしながら分厚い肉を揚げる調理法は外国人には難しかったそうですが、今では外国人観光客にも大人気。
クイズのこたえをチェック!
こたえは、トンカツ 今晩のメニューにいかがですか?
揚げたてのサクサク&ジューシーなおいしさを味わって トンカツ カロリー:474kcal(1人分換算) 調理時間:20分 材料 (2人分) 豚ロース肉(トンカツ用) 2枚 塩 少々 こしょう 少々 薄力粉 適量 溶き卵 適量 パン粉 適量 揚げ油 適量 キャベツ 2枚 レモン 1/4個 トンカツソース 適量
つくり方 ❶豚肉は、脂肪と赤身の間に包丁の先で切り込みを数ヵ所入れ、筋を切る。包丁の背で肉全体をたたく。 ❷肉の両面に塩、こしょうを振り、薄力粉をまぶして余分な粉ははたいて落とす。溶き卵にくぐらせ、パン粉をまぶして手で軽く押さえる。 ❸揚げ油を170℃に熱し、❷を入れてじっくり揚げる。途中で裏返し、全体がきつね色に揚がったら引き上げて油をきる。熱いうちに食べやすく切り、皿に盛る。 ❹キャベツは千切りにし、冷水にさらして水けをきり、レモンはくし形に切り、トンカツソースとともに❸に添える。
ワンポイントアドバイス 豚肉は筋切りを行なうことで揚げたときの肉の反り返りを防ぎ、形よく仕上がります。筋切りの深さは肉の厚みの1/3程度を目安に。その後、軽く肉全体をたたくと繊維が壊れて肉が柔らかくなり、厚みも均一になって火の通りがよくなります。
注目の食材 パン粉 サクッとした食感のおいしいトンカツをつくるには、パン粉選びも重要な要素の一つ。パン粉には大きく分けて生パン粉と乾燥パン粉があり、生パン粉は軽やかでボリューム感のある仕上がりに、乾燥パン粉は水分量が少なくサクサクとした仕上がりになるのが特徴です。また目の粗さも重要で、粗いパン粉はよりサクサクした食感に、細かいパン粉はしっとりとした仕上がりになります。トンカツには目の粗いパン粉が向いているでしょう。 トンカツの食感を左右する大事な脇役
日本とトンカツ 日本とトンカツの出合い ハンバーグやカレーライスなどの洋食と同様、トンカツも明治時代の文明開化とともに定着した料理の一つ。銀座や上野のレストランで、フランス料理のコートレットをより日本人の口にあうよう改良し、分厚い豚肉を天ぷらのように油で揚げる料理として誕生しました。さらに、デミグラスソースをウスターソースに替え、キャベツの千切り、ごはん、みそ汁を添えてお箸で食べる「和食スタイル」がウケたことで、昭和初期にはトンカツブームが到来。このころには、家で大量の油を使いたくないという主婦の声を受けて、今でいうお惣菜のようにして、肉屋でも売られるようになりました。
アレンジ料理も続々と誕生! さまざまなアレンジ料理が次々と生まれたのもトンカツの特徴です。例えばカツサンドは、昭和初期、お座敷前の芸者さんが口紅が落ちることなく小腹を満たせるようにと考案されたのがはじまり。カツカレーは、戦後、読売ジャイアンツの名選手・千葉茂さんが、銀座の洋食屋で「短時間で一気にカレーとトンカツを食べたい」と頼んだのがはじまりといわれています(諸説あります)。 明治から令和へ。いつの時代も愛される味!